ぼくらは綴っているので

男ふたりの気ままな雑記

自己紹介。

「③最近のマイブーム」

 

なんとなくですけど、

自己紹介って、だいたい三番目くらいにマイブームがきますよね。

あれ、難しくないですか?

 

 

僕の本当のマイブームは「お風呂上がりのストレッチ」なんですけど

ストレッチトークで場を持たせる自信はないし

おそらく聞き手の食いつきもあまり望めなそうなので、

後ろ髪を引かれながら「スポーツ観戦」の箱を開けるんです。

 

 

「スポーツ観戦」は優秀です。

大抵、なんらかのレスポンスが返ってきて、それなりに話が弾みます。

どんなスポーツでも、なんとなく会話は続きます。

相手の手札が「プロ野球」だった時には、それはそれは、会話に花が咲きます。

 

 

 

一通り話し終え、自己紹介はもう佳境です。

でも、そんな中、部屋の隅の方では「ストレッチ」がずっとこっちを見ているんです。

 

 

悪かったよ。お前をないがしろにして。

でもさ、仕方なかったんだよ。わかるだろ?

 

 

なだめようとする僕に、ストレッチは言いました。

 

お前は本当にそれでいいのか。

それで本当にお前のこと、紹介したって言えるのか?

 

 

僕は我に返りました。

 

本当に大事なのは、その場の体裁なんかじゃない。

自分のことを包み隠さず、紹介するって気持ちなんだ。

 

ありがとうストレッチ。おかげで目が覚めたよ。

来てくれ、みんなにお前のこと、教えてやらないとな。

俺の最高のマイブームBestFriendのことを。

 

 

ーFINー